尿酸値を下げる漢方薬療法

尿酸値を下げる方法の一つとして、漢方薬を使用するという方法があります。漢方は長い歴史を持つ治療方法で、自然由来の植物などを使うことで身体に負担をかけず治していきます。

 

痛風発作が出ている場合の漢方薬

 

尿酸値が高くなり、関節に沈殿し結晶化することで痛風が起こります。痛風発作は歩行が困難なほどの痛みを伴います。この場合、血の流れを良くする「お血薬」が使われます。

 

漢方の世界では血の病気は「お血」と呼ばれ、古くから使われている様々な漢方薬があります。血流を良くすることで結晶化した尿酸を溶かし、体外へ排出します。

 

痛風発作には腫れが伴う場合があります。この場合「利水薬」というものが使われます。利水薬は身体の中の水分状態を正常に戻してくれます。痛風に伴う腫れは水分異常とみなし、この利水薬が使われるのです。

 

痛風発作の痛み約二週間続きますが、漢方薬を使うことでこの期間を短縮できるのです。漢方薬は市販でも購入できますが、摂取前には必ず主治医と相談しましょう。服用している薬と相性の悪い漢方もありますので注意が必要です。

 

高尿酸血症の改善に使われる漢方薬

 

血清中に尿酸が過剰に含まれる状態のことを高尿酸血症と呼びます。この高尿酸血症の状態は、漢方の世界では「臓毒」と呼びます。身体の老廃物を体外へ排出できなくなった状態のことで、この場合の老廃物は尿酸に当たります。

 

高尿酸血症には「温清飲」と呼ばれる処方がされます。温清飲は汗や胆汁、排泄物の状態を考慮しながら処方量を加減していく方法です。

 

尿酸値の治療はゆっくりと尿酸値を低下させる方法が一番有効です。漢方薬での治療方法は身体に負担をかけずゆっくりと尿酸値を低下させることができるので、オススメの方法です。