尿酸値が高くなることで引き起こされる病気

尿酸は、人間が生きていく上でのエネルギーの燃えカスですが、これが何らかの理由で上手く排出されず、体内に溜まったままになると、様々な病気を引き起こしてしまいます。

 

このように、尿酸が体内に溜まり血液中に多量の尿酸がある状態のことを「高尿酸血症」と呼びます。高尿酸血症になると、どのような病気を引き起こしてしまうのでしょうか。

 

痛風

 

高尿酸血症に陥った場合、高確率で罹るのが痛風です。痛風は関節などに起こる病気で、耐えられないほどの激痛を伴います。また、関節が大きく腫れ上がるのも特徴です。

 

これは、尿酸が体内に溜まり結晶化したものが関節に沈着した状態で、特に血流が悪い場所に起こりやすくなっています。

 

腎障害

 

関節の次に尿酸の結晶が沈着しやすい場所が腎臓です。腎臓内で尿酸の結晶が沈着していくと、腎臓の持つ働きを低下させてしまいます。

 

腎機能が低下すると尿酸の排泄能力が低下し、尿酸の結晶化が進みます。このような悪循環が続くと、腎不全や慢性腎臓病に陥り、場合によっては腎移植や人工透析をしなければならない状態になってしまいます。

 

尿路結石

 

尿路結石とは、尿の通り道に石のように固い結石ができる病気の総称です。高尿酸血症になると尿は酸性になり、尿酸が溶けにくくなることで結石ができます。

 

尿管に尿路結石が発症した場合激しい痛みが伴いますが、2〜3日で治まります。しかし、放置しておくと再発の危険性があるので、異変を感じたらすぐに医療機関で適切な治療を受けましょう。

 

血管の炎症に伴う病気

 

過多な尿酸は血管を傷付け、炎症などのダメージを与えます。血管にダメージが貯まると動脈硬化が引き起こされ、そこから心筋梗塞や脳卒中などの深刻な病気に繋がる可能性があります。