尿酸値と痛風の関係性

尿酸が体内に貯まり、血液中の尿酸値が異常に高くなる状態を「高尿酸血症」と言います。健康診断や人間ドックで血清尿酸値が7.0mg/dLを超えると高尿酸血症と診断されます。高尿酸血症となると、身体に様々な悪影響が出てきます。その代表的な疾患が「痛風」です。

 

痛風とは

 

痛風は、関節に尿酸の結晶が沈着し、その結晶が剥がれ落ちることで起こる痛みです。結晶が剥がれおちなければ痛みは発生しませんが、日々のストレスや関節を使った動き、運動、尿酸値の変動などで尿酸の結晶は簡単に剥がれ落ちてしまいます。

 

痛風のメカニズム

 

尿酸が7.0mg/dLを超えると関節に尿酸の結晶が沈着していきます。尿酸値が高い状態が続くと、沈着していく尿酸の量が増え、結晶化してきます。

 

尿酸の結晶が剥がれ落ちると、白血球が異物と判断し排除します。その際に炎症反応が起き、激しい痛みや腫れが起こります。

 

この痛みは10日程度で治まりますが、尿酸値が高い状態のままですと再び関節に尿酸の結晶が出来てしまい、痛風発作を繰り返すこととなります。一度痛風発作が出たら、早めに医療機関に行き適切な治療を受けましょう。

 

痛風の主な患部と症状

 

痛風発作は初期症状がなく、ある日突然起こります。

 

尿酸の結晶が剥がれ落ちることが原因ですが、最も貯まりやすい場所が関節です。なので、患部は主に関節となります。特に血流の流れが悪い足の親指の付け根は結晶が貯まりやすくなっており、最初の発作の70%は足の親指の付け根と言われています。

 

その他痛風発作が起こりやすい部位として、肘、膝、かかと、足の甲、手首、アキレス腱などがあげられます。

 

痛風発作は激しい痛みと共に患部が腫れ上がるのが特徴です。ある日突然、関節に激しい痛みと腫れができたら、すぐに最寄りの医療機関で診察を受けましょう。