尿酸値と遺伝の関連性

尿酸値が増える原因には様々なものがあります。特に、食生活と生活習慣は尿酸値を左右する大きな原因ですが、実は遺伝的な要因で本人の意図しないところで尿酸値が上がってしまうという場合もあるのです。

 

遺伝的な尿酸値上昇

 

様々な病気は遺伝的要因と環境が影響し、発症する場合があります。尿酸値の上昇も同様で、両親や従兄弟などで尿酸値が高い方が居る場合、尿酸値が上がりやすい身体になっている場合があります。尿酸値が原因で痛風となった患者の約20%は遺伝的な要因が原因と言われています。

 

遺伝的な尿酸値上昇のメカニズム

 

遺伝で尿酸値が上昇する場合、普通の尿酸値上昇と同じメカニズムで上昇します。尿酸値が高くなる原因は、尿酸の量が過剰になる、尿酸の排泄が低下する、前述の二つが同時に起こるという三つに分けられます。なので、通常と同じような治療を受ければ改善することができます。

 

尿酸値上昇のリスク

 

遺伝的な尿酸値上昇の場合、両親や兄弟、姉妹、子供に発症した方が居ると、尿酸値が高くなるリスクは2倍になります。祖父母や孫、従兄弟に尿酸値異常の方がいる場合でも発症リスクは高まります。男性の場合1.27倍、女性の場合は1.4倍と言われています。遺伝子的要因は男女で差がありますが、近親者に尿酸値異常が出た場合は十分注意しましょう。

 

家族内で食生活を改善する

 

尿酸値は遺伝子的要因もありますが、普段同じ食事を摂っている家族で尿酸値異常の方が出た場合は食生活の改善が必要です。

 

食事から尿酸値異常となるケースは少なくありません。同じ食事を摂っている場合、家族全員で食生活の見直しをすることが重要です。

 

遺伝子的要因をお持ちの方は、偏った食生活を送らないこと、適度な運動で身体を健康に保つことを心がけましょう。